排気量 とは 車用語集
排気量
車のカタログを見ていると必ず出てくる、「排気量3000cc」などという文字。
車を購入しようとすると、必ずこの「排気量」という言葉が目に飛び込んできます。
ではこの排気量というのは一体なんなのでしょうか?
排気量とは、エンジン内の燃焼スペースの大きさを数値で表したもので、ピストンが往復運動をする部分の容量をいいます。
これはつまり、混合気をどれだけ吸い込めるか、ということです。
例えば4気筒のエンジンの場合は、シリンダーが4本ありますから、その4本分の容量が総排気量となります。
エンジンの基本性能はこの排気量によって決まります。
排気量の単位「cc」と「L(リットル)」
排気量は一般的に「cc(シーシー)」や「L(リットル)」で表記されます。1,000cc=1Lとなりますので、2,000ccの車は「2リッター」、3,000ccの車は「3リッター」などと呼ばれることもあります。
車検証には「総排気量または定格出力」という項目があり、ここに記載されている数値がその車の排気量となります。中古車を購入する際は、この車検証の数値を確認することで正確な排気量を知ることができます。
排気量とエンジン性能の関係
一般的に排気量が大きいほどエンジンの出力(馬力)やトルク(回転力)が大きくなります。これは、より多くの燃料と空気を燃焼させることができるためです。
しかし近年では、ターボチャージャーなどの過給機を搭載することで、小さな排気量でも大きな出力を得られる「ダウンサイジングターボ」という技術が普及しています。たとえば1,500ccのターボエンジンが、自然吸気の2,000ccエンジン並みの出力を発揮することも珍しくありません。
排気量と自動車税の関係
排気量は自動車税(種別割)の金額を決める重要な要素です。毎年4月1日時点での車の所有者に課税され、排気量が大きくなるほど税額も高くなる仕組みになっています。
税額は排気量0.5L(500cc)ごとに段階的に上がっていきます。主な区分は以下のとおりです。
- 軽自動車(660cc以下):一律10,800円
- 1,000cc以下:25,000円
- 1,000cc超~1,500cc以下:30,500円
- 1,500cc超~2,000cc以下:36,000円
- 2,000cc超~2,500cc以下:43,500円
- 2,500cc超~3,000cc以下:50,000円
- 3,000cc超~3,500cc以下:57,000円
- 4,500cc超~6,000cc以下:76,500円
- 6,000cc超:88,000円
※上記は2019年10月以降に新規登録した自家用乗用車の税額です。
中古車購入時のポイント
中古車を選ぶ際、排気量は維持費に直結する重要な要素です。排気量が大きい車は走行性能に優れる一方、自動車税が高くなり、燃費も悪くなる傾向があります。
また、新車登録から13年(ディーゼル車は11年)を経過した車は、自動車税が約15%(軽自動車は約20%)増額される「重課」の対象となります。中古車購入時には年式と排気量の両方を考慮して、総合的な維持費を検討することが大切です。
一方、電気自動車やハイブリッド車など環境性能に優れた車は「グリーン化特例」により税金が軽減される場合があります。エコカーの中古車も選択肢として検討してみるとよいでしょう。