寒冷地仕様
寒い地方での使用に適応させるため、普通の車と少し仕様を変更している車のことです。
具体的な例として次のような仕様変更があります。
1.バッテリーの容量を大きくする
冬場に気温が低くなると、バッテリーの働きが鈍くなります。
そのためエンジンがかかりにくくなったりします。
そのような状況に対応するため、バッテリーを大型化したり、またはバッテリーを2個搭載したりして対応します。
2.ヒーター付きドアミラー
ドアミラーにヒーターを付け鏡面の曇りを防ぐものです。
3.ワイパーの強化
通常のワイパーは気温が下がるとゴムの部分が堅くなり、拭き取りの性能がおちます。
そのためゴムの部分を柔らかい材質に変えたり、幅広いタイプのものにしたりして、拭き取りの性能を上げます。
4.リアヒーターの追加
後部座席用のヒーターの噴出し口をつけて、車内の暖房能力をアップさせます。
5.ボディ下部に錆止め塗装
雪道を走ると、道路にまかれた凍結防止剤により、ボディ下部が腐食しやすくなります。
ボディー下部に錆止め塗装をすることで、腐食を防ぎます。
これらの仕様は各メーカーにより、いろいろな違いがあります。
購入する際は何が違うのか確認するようにしましょう。