事故車は何が悪い?
「中古車無料相談」でよく、事故車は何が悪いのですか?と聞かれます。
今回は、事故車は一体何が悪いのか、ということについて、説明いたします。
最初に申し上げておくと、すべての事故車が絶対的に悪いわけではありません。
事故車の中にも、買っていい事故車、悪い事故車とあります。
そのことを踏まえ、お読みください。
事故車の悪いところですが、大きく分けて3つあると思います。
(細かく言えば、きりがありませんので)
1.後で不具合が出る可能性がある
事故車の場合、直し方しだいでは、走行に異常が出たり、車検が通らなかったりします。(こういったケースは少ないとは思いますが)
私の意見は、やはり大きな事故車は避けたほうが良いと思います。
小さな事故車はお買い得な場合もあります。
(ここでは、大きな事故とはどういった事故か?、ということについては、説明しません)
2.安全性の問題がある
一度直した金属は、最初ほどの強度は出ません。
つまり、メーカーが安全ボディなどと言って強度をうたっていますが、事故をして直した車は、メーカーが言っている強度は出ない可能性があります。
3.下取時の価格が安い
事故車の場合、当然査定価格が下がります。(そのため買う時安いのですが)
このことは、1歩間違えると、せっかく安く買ったのに、数年後、下取り時に安く買いたたかれたので、結局同じこと、となりかねません。
事故車にはこのようなリスクがあります。
ただし、この3つはあくまで可能性があるということです。
必ずこうなると言うことではありませんので、念のために。
また、事故車の中にも、本当に軽微な修理でも運が悪く(?)事故車と判定されてしまう車もあります。
そのような車であれば、お買い得と言えるかもしれません。